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緑の薬箱 チンキ&インヒューズドオイルの仕込み

おはようございます、今朝はさわやかな青空。
今日は晴れそうですが予報を見ると明日からまた雨のマークが、、、
天気のよいうちに、あれもこれも。今日やりたいことがいろいろ浮かんできます。

タイトルにしました「緑の薬箱」
頭痛や腹痛の症状、傷の消毒などをするときに使うのは薬局で購入した薬が浮かんでくると思いますが、
「緑の薬箱」は自然薬のみで構成された家庭の救急箱のことで、ドライハーブや精油、チンキや浸出油などがその中身です。
健康維持や美容にハーブの成分を使おうとする分野がメディカルハーブなのですが、今その学び中です。

久々に見る(中学分野??)元素記号や細胞レベルの体のめぐりに「う~ん、、、」とうなりながら受講していますが、
今まで経験したことや感覚的に良いと思っていることを、じゃあなぜ良いのか、どんな仕組みなのかを掘り下げての内容に新たに知ること、あらためて実感することがほんと多いです。

先日の講座では実際にチンキ剤と浸出油(インフューズドオイル)を作りました。
緑の薬箱 チンキ&インヒューズドオイルの仕込み_d0198667_08043687.jpg
チンキ剤はハーブの有効成分をアルコールで抽出する方法で、ハーブの持つ水溶性と脂溶性の成分を両方取り出せます。
精油(エッセンシャルオイル)は脂溶性成分のみなので、チンキ剤はよりハーブの持つ成分を利用することができます。
免疫力UP(インフルエンザや風邪予防に)や炎症の鎮静に役立つエキナセア2gを40度のウォッカ100mlにつけ込みました。

インフューズドオイルは植物油を使ってハーブの脂溶性成分を抽出する方法です。
皮膚や粘膜の修復・保護に役立つカレンデュラ2g、消炎と鎮痛に役立つセントジョンズワート2gにマカデミアナッツ油80mlを加えています。
マカデミアナッツ油は皮膚への刺激が少なくてなじみやすいのだそうです。

両方とも1日1回振って中身を混ぜながら2週間つけ込んで出来上がりです。
出来上がると、チンキ剤(保存期間は1年です)は5~10倍の量の水で薄めて風邪予防のうがい薬にしたり、ころんでケガをしたときの消毒液にもなります。
お茶に数滴入れて免疫力UPに。
インフューズドオイル(保存期間は3か月です)は皮膚のかぶれや湿疹・腹痛のときに薄く塗ったり、みつろうと混ぜて軟膏を作ってケガの保護として塗るなどができます。

去年はバジルとレモンバームでチンキを作りました。
そのときはホワイトリカーで作ったのですが、ウォッカのほうがアルコールのツンとした感じがなくていいですね。

今回学ぶと、緑の薬箱として我が家に必要なハーブとチンキ剤は何だろう?の視点ができてきます。
薬箱の中身は最小限に、その有効成分や組み合わせで幅広く使うのが理想だそうです。
とはいえ、まずは実践!いろいろ試してみたいと思っています。


病院や薬局の薬も症状によって必要なときもありますので、緑の薬箱は市販の薬を使うほどでもなかったり、何よりそうなる前の予防に活躍してくれるものだと思います。
ひと手間かかることもありますが、それが楽しみになって、しかも体にやさしいとなればぜひ使いたいですもんね。
そしてハーブも育てて使うことができればより自分や家族の助けや癒しになると思います。

講座の内容、その都度落とし込んでいかないとほんとすぐ忘れてしまいます、、、
緑の薬箱は楽しかったので久々の投稿で長々となりました。化学式とかは落とし込むにまだ時間がかかりますが(^^;

緑の薬箱 チンキ&インヒューズドオイルの仕込み_d0198667_08044672.jpg
その日、娘がお世話になっているセンターのボタニカル班のみんなが摘んだブラックペパーミント。
ありがたく使わせていただきます(^^)

by yumi-koma | 2015-09-05 09:32 | 花と緑

kotokotoブログ 描いてみること、花と緑のある暮らし


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